定義山まで後2km、実はホイールが新しくなっている。
新しいホイールの試走を兼ねて、またまた定義山にやって来たのである。慣らしということもあろうから、今回は55号の山越えルートを取らずにほぼ直通バスと同じ広い道を来てみた。前回来てから早3週間、立冬の紅葉や如何というわけでもあったが、見頃は過ぎてもまだ楽しむことは出来るようである。
舗装し直したばかりの定義に行く道、名残の紅葉。冴え冴えとした鮮やかには欠けるが、まだ大丈夫。
天気が良く、参道は賑わっている。
先ずは御参りを済ます。諸々問題がありそうな頭には念入りに線香の煙を浴びておく。
当然三角油揚げは食す。七味は多めにかける。豆乳も飲む。お土産も買う。
例によって、カフェを兼ねたケーキ屋"Patisserie-Soleil"の外の席に座ってこれを書いている。またも無花果のタルトのケーキセットを頼み、またもコーヒーをおかわりし、またも隣の清水館からはエンドレスに北島三郎が聞こえてくるのである。
前回と異なるのはタルトの無花果が今回は煮たものになっていること(生のほうが好みだがさすがに止むを得ない。生無花果の季節は過ぎたのである)、天気が良く人が多くて隣卓に客がいること、隣り奥の清水館からはサブちゃんの歌声のみならず(心なしかボリュームも高いが)、客寄せの声までが(こんにちはーっ、いらっしゃいませーっ)盛んに聞こえてくることである。今は、タクシーを待つばあさんが私のテーブルの椅子に一言の断りもなく座っている。疲れた脚を休めるのであろう。思いがけぬ相席となった。再び席の選択を誤った気もしないではないが、こんなに天気が好いのだから、やはり席は外であろう。もっとも店の人によると先日寒かった日にはもう雪が降ったのだそうだ。ここに自転車を漕いで来られるのも後わずかであろう。今日は暖かくても(直射は熱いくらいであるが)、やはり冬が来たのである。今度は食べる前に1枚。その時々色々と盛り付けられるらしい。
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さて、肝心のホイールである。MavicのOpen ProとShimanoのDeore XT M756、Sapimのスポークで手組みを頼んだ新ホイールはなかなかに良いようだ。スプロケットも換えたので新しいギア比にまだ慣れぬが、漕ぎ出しには充実感があり、回転が実に滑らかである。剛性も十分なようであるし、なだらかな下りなどはスピードの乗りが格別である。ここまで上ってきて、帰り道がいよいよ楽しみとなった。
先日1日に出来て来たばかりのホイールを履いてきた。タイヤはContinentalのGrand Prixである。
無論、帰りにはまたポポロでジェラートを舐めていくのである。
塩釜の藻塩を使っているという塩ソフトが美味い。ジェラートは食感がややガサつくが、味はまずまずである。
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