ラベル Trinken の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Trinken の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011/09/19

仙台オクトーバーフェスト2011

昨日と違い、本日は雨模様である。

まだガランとしている。

敬老の日に仙台オクトーバーフェストに来ている。雨模様の中、11時のオープンを待ち構えて入り、今年はここにしようとSpatenの店に近い席に陣取った。早速香り高いSpatenのFranziskanerのヴァイスを、アイスバインとザウアークラウトを肴に飲んでいる。



さすがに開いたばかりで、まだ混んではいない。ステージは12:30からであるから、始まるのを待っている次第だ。ドイツで活躍するヨーデルの日本人とドイツの3人組が賑やかにやる予定である。スピーカーからは今も愉快な音楽と歌が流れているが、やはり生がよかろう。ちょうど今は前説の女の子がフェスト全体の案内をしているところだ。仙台オクトーバーフェストも今年が6年目になるのだそうだ。


天気は悪いが、正面席にはそれなりに人が集まってきた。この調子でいけばステージが始まる頃には、かなり混んできそうだ。そうなれば今のようにテーブルを独り占めともいくまいか。

さて、ビールはうまいが、毎度我ながら情けなく思うのが、初めの一杯からしばらくの間は我が顔がかなり朱くなってしまうことだ。飲んで落ち着けばそれからは顔色も元に戻るのだが、それまではみっともない赤ら顔を晒すことになるのが気に食わないのである。残念ながら私はアルコール分解酵素を一つしか持っていないのだろう。これは、如何ともし難いことだが、非常に悔やまれるところである。顔色が変わらなければ、誰はばかることなく何杯でも飲むことができように。

なぜ午前一番に来たのかと言えば、三越で買い物があったからである。先日から北海道物産展をやっていて、そこの日替わりセールの小豆を頼まれていた。それが数量限定なものだから早く出て、その足でそのまま回って来たというわけである。北海道物産展は開店からずいぶん混んでいた。小豆の他に家への土産も何点か買った。一人でうまいビールを飲むだけで、家に何もなければ、帰ってから非難を免れない。

テントは大きく、雨は関係ないが、テントだけに風は吹き抜けである。自転車で来て半ズボンなものだから、少々足元が寒い。台風が来ているせいだろう、雨で冷えた風が吹き込んでくる。昨日と打って変わって涼しいを通り越し、いささか寒いのである。これは長ズボンで来るべきであったか。

そろそろステージが始まる。

Takeo Ishii & Drei Winkler
始まった。石井健夫氏の挨拶、メンバーの紹介、そしてヨーデルだ!

彼らは被災地だからこそ来た。放射能を恐れて来日を拒否したミュンヒェンオペラの連中とは大違いだ。

有難いことだ。

乾杯用に2杯目を用意したSpatenのOktoberfestbierとプレッツェル

石井氏は客席に降りて盛り上げる。

手拍子がひとりでに始まる。

ヨーデルらしく後半はものすごい追い込みをかけていく。

Ein! Zwei! Drei! gsuf-fa! Prost!
堪能した。どうもありがとう!

2010/10/07

試したビールにがっかりした話


こちらに戻ってきてからは、昔と違って、ほとんどビールもワインも飲まないのだが、先日10日ばかり開かれていた仙台オクトーバーフェストでHofbräuhausの旨いビールを久しぶりに飲んで、ここ数年の間に随分増えていた国産プレミアムビールをふと試してみる気になったのである。

神奈川にいた時分は、流通し始めた地ビールはさておき、大手メーカーのまともなビールと言えばヱビスかモルツ、ブラウマイスターやビール職人、ハートランド程度しかなかった。比較的ヱビスを好んできたが、基本的には上面発酵の豊かで複雑な香りと味わいを愛する者としてはどれもこれも物足りないものであった、というより求めるところのものがそもそも違っていたのだろう。時折びっくりドンキーの自家醸造ビールや七沢森林公園そばにあったイタリアンのセルバジーナでさがみビールを飲んで溜飲を下げるほかなかったのである。麦芽、ホップ、水、酵母のみで副原料を一切認めないビール純粋令を信奉しているので、世に出回っている米やコーンスターチの入った変に臭いものは気に入るはずもなかったし、ましてや酒税法の間隙を縫って無理にこしらえたビールもどきなどは端からインチキ以外の何物にも思われなかったものだから、大っぴらに軽蔑していた。(今もしている。)だから当時は、一人で飲む分には出来うる限りまともな地ビールを買うようにしていたのだ。少々価格の高いのが玉に傷だが、中には"よなよなエール"のように手頃なものもあった。

というような偏屈な経緯を経て今回試しに飲んでみてがっかりしたのが、アサヒの2009年のアメリカのビールコンテストで金賞受賞というアサヒ ザ・マスターである。缶の色からして、そしてヱビス黒の隣にあったこともあり、てっきりdunkel系のビールかと思って求めた時点で既に半ば間違っていたのである。上面発酵の複雑な香味を求められない以上、その代わりにローストの香味を味わうつもりでいたわけだったからだ。それでガッカリしたところから始まったのも良くなかったのだが、気を取り直して飲んでも、それを引っくり返すだけの妙味を感じることはできなかった。アサヒにしてはしっかりした味わいだし、スーパードライなどとはまるで違う落ち着いた完成度だが、どうも残り香が良い具合でない。まあ、普通なのだが、フーッと軽やかにも豊かに鼻を抜ける、花や果実の華やかさが鼻孔をくすぐる芳香を求めていた私にとっては何とも期待とかけ離れたモノクロームの世界であった。発酵の仕組みが違う以上、そんな芳香を求めるのは初めから筋違いなのだが、だからこそ黒ビールを選んだつもりでいたのだ。ところが間違えた。間違えて行き着いた先がアサヒ製のレーヴェンブロイを少しだけ重くして、ホップと酵母の苦味から爽やかさを取ったような、やや鈍なドイツ風ピルスナーであった。

びっくりドンキーは家の近くにもある。そこからビールだけ買ってくることができれば、少しは私の渇きも癒されるだろうか。無論、持ち帰りビールはない。かえすがえすも残念なことである。先日の旨いビールが仇になったというべきか。