2010/05/30

Android携帯の購入とPCの検討

性能の限界を感じることが多くなり、思わず「クソッ!」などと口を衝いて出ることもしばしばとなるに及んで、PCと携帯のうちから先ずは携帯を新しくした。アンドロイドフォンであるHTCのDesireである。ソフトバンクから出ると聞いて4/9に予約し、4/27の発売日に手に入れた。




『ウェブ進化論』以来Google贔屓だから新型iphoneの噂にも(あまり)心惑わされず、これからも荒削りながら進化を止めないであろうAndroidを選択したのである。Desireの発売が発表される前はXperiaかとも思っていた。だが、Androidというものの価値はChrome Browser同様素早い進化にあろう。1.6より2.1がいいに決まっているし、2.2やその後のアップデートもあるだろう。ならばである。電波の信頼性は言うまでもなくDocomoであるにしても、スピード、素早さの点でファームウェアのアップデートが秋になるというのは何ともいただけなかった。そもそもGoogleというものの真価はスピードにこそあるだろうに、そのスピード感を思うとこのDocomoの遅さには今後ともイライラさせられるに違いないのだ。そう考えるとSONYらしい味付けも余計な気がして気に食わず、結局ソフトバンクの発表を聞いて迷わずDesireとしたわけだった。

それでどうだったかと言えば、最新のアンドロイドフォンは実に快適である。ストレスなく動くし自由度も高い。一昔前のSymbian機であるN95からの乗り換えだっただけに尚更でもあったわけだが、思っていた以上にスマートフォンの進化は進んでいたことを知った。一番感心したのはGoogleサービスとの直結である。常に同期されているためにPCと携帯でほぼシームレスに使うことができる。各ソフト間でもGoogleを介した同期と連携が進んでいる。カレンダー、メール、連絡先、ノート、マップほとんどのものが連携している様は見事である。その分バッテリーはきついが、家にいる時と外に出た時であまり差のない情報との関わりが実現されることになる。これはいい。

こんな携帯を落としたら大変なことになるが、それはさておき、便利なことではある。この調子で行けば携帯端末が現在のノートパソコンと性能上完全に同等となる日も遠くはあるまい。

と言うわけで、次はPCである。